芥川賞候補作「美しい顔」の盗作、剽窃疑惑について

芥川賞候補作で第61回群像新人文学賞を受賞した
「美しい顔」という作品に盗作疑惑がある
ということで話題です。

芥川賞を主催している講談社は「美しい顔」の
参考文献が新潮社から出版された、
震災被害者の手記であるだということを
を明記しなかった点は不備であったと謝罪しながらも、

「美しい顔」は盗作、剽窃には当たらないとして
web上での無料公開に踏み切って、この作品が
盗作であるかどうかは読者の判断にゆだねる
と声明を出しました。

ざっと新潮社から出版された、
震災被害者の手記と「美しい顔」の
類似部分を拝見しましたが、

明らかに元の文章はここだろうと
分かる形で使用されていて

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盗作、剽窃の意図はなかったということですが

文章のニュアンスを若干変える、文章の前後を入れ替える
というような形で使われているのを見ると「美しい顔」に

一番最初に引用元や参考文献を明記していなかった時点で
盗作、盗用だと批判されても仕方ないだろうなと思います。

しかし、講談社の社内には作品を出版するに当たって
人権問題や作中描写の問題で回収騒動などが起こらないように
作品が倫理的に問題ないかチェックする担当者がいたり、
著作権や盗作問題に詳しい顧問弁護士もついているはずです。

芥川賞候補作に盗作疑惑という世間が注目し
すでに、ニュースになっている事柄で
講談社が「盗作ではないと考える」と
公式に発表したわけですから

少なくとも法律的には、仮に裁判になったとしても
「美しい顔」が盗作で有罪と判決を出されることは
ないのだと思われます。

ただ、今回は特に震災被害者の
心の叫びが綴られている手記から
当時の生々しい会話や情景など
具体的な部分が勝手に切り取られ、

パッチワークのように繋ぎ合わされて無断で
別の作品にされて、しかも当初は
引用元、参考文献の明記も無かったとなると

法律的に問題なくても、無断で使われた側は
心情的に許容するのは難しいだろうと思いますし、
倫理的にも厳しいんじゃないかと思われます。

一応、自分も小説を書いてる身なので
人気系統のストーリーを書く場合があります。

他人事ではないので、あまり人に対して
ああだこうだ偉そうに言える立場でも無いです。

一応、最低限のラインとして当たり前ですがコピペや
コピペに近いことはやらないとか決めているのですが、
今回の件は改めて盗作、剽窃問題について
考える機会になりました。

「小説家になろう」や「カクヨム」などの小説投稿サイトでも
投稿者の盗作疑惑がたびたび、あるようです。
盗作をすると楽に物語を作れるという利点もあると思いますが
やはり悪いことは出来ないもので

一度、盗作や不正の疑惑がかけられると
特に今の時代はインターネット上に記録が
永遠に残りますし、以降はずっと
誹りを受けると思われます。

物を作っている人間の端くれとして
そうならないように襟を正さないといけないと
改めて思いました。

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